映画ルックバック 感想

観ました。今観ないとと思って。

泣きましたが、マスクを忘れたのでめちゃくちゃ泣いた人になってしまった。

以下感想です。ネタバレあり。

ルックバックが全編発表されたころ、絶対読んだ方がよいとネットで噂になっていたので読んだのですが最初の方からもう私に刺さるなぁやばいなぁと思って後半は飛ばし読みしてしまいました。

そして映画化。かなり評判が良かったことと、内容を直に受け止めたいと思い鑑賞。

タツキ先生はガキの憎たらしさを描くのが上手いですよね。そのバランスも良い。
自分の小学生時代を思い出して突き刺さる突き刺さる。私も四コマ漫画描いてました。
藤野みたいに無駄にプライドが高く、ちょっと高圧的ででも褒められると有頂天になってしまう。どこか達観しているようで、そんなことはない。そんな幼少期でした。
というか、漫画を描く女の子の感情が上手い。さすが幼女を自称してツイッターするだけある…。

月日が流れて暗い京本の部屋の前。
どうにもならないことが起きたとき、つい自分のせいにしてしまいたくなる。あの時こうしておけば、こんなことにはならなかったんじゃないかと。
そうして瞬時に藤野はあの時こうしておけば、を考える。

でも結局ギャグオチ。
これは藤野の漫画家としての才能とも言えますよね。物語を考えるのが上手い。
京本は、藤野が部屋から連れ出さなくても美大に行く。今の状況は変わらない。
(むしろ、京本が部屋から連れ出した時の方がマンガの背景で食べていくという選択肢が増えていた。)
じゃあ、自分が漫画を描いていた意味って?

私は京本の笑顔が好きなんです。思い返して描きました。

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